【第16回弘前さんぽ】まわりみち文庫

先日、旦那さん情報で弘前の土手町にあるかくみ小路の辺りに 本屋さんが新しくできたとのことでお邪魔しました。 お店のお名前は『まわりみち文庫』さん。 店内は本棚がずらりと四方を囲んでいて、 真ん中に昔発売されたブルータスが並んでいました。 (私の生まれ年昭和58年版もあってびっくり!) 翌日お伺いした時はすでに購入されていましたが、 なかなかなレア本があって楽しい本屋さんだなぁと思いました。 1つ1つの棚ごとに本がジャンル分けされているようで、 ゆっくりと眺めていると時間を忘れてしまいそうな空間です。 私がお伺いした時は学生さんや社会人の方が3~4人ほど 本を手に取って楽しまれていました。 店主の奈良さんにお話しをお伺いしたところ、 当初はご自分でお持ちの本を売ろうと思っていたそうです。 でも、実際に並べてみたらもっと本が入りそうだったとのことで、 今は新品の本も棚に並べているとのことでした。 また、私がびっくりしたブルータスの古本はお知り合いの方が お店を出す際に譲ってくださったそうです。 内装も素敵だなぁと思ってお伺いしたら、 「古家具ミヤマコ」さんが手掛けてくださったそうです。 ミヤマコさんは土手町で古家具・雑貨のお店を営んでらっしゃるそうで、 販売や家具・什器の製作や修理、内装施工もされているとのことでした。 一つ良いお店を教えていただいたので今度ミヤマコさんのお店も のぞきにいってみたいと思いました(雑貨大好き) 私は色んな本を手に取った中から 粟津潔さんのデザインする言葉という古本を購入してきました。 袋も紙袋にスタンプでいい感じです^^ 粟津さんのデザインされた作品とデザインに関する重要発言がまとめてある書籍で、 お店で色んな本を手に取って眺めていて、この本にある一つの言葉がとても心に染みました。 学ぶということは、本来自己主体的なもので、本人次第の感受の仕方や 在り方であると思う。大いなる質問こそ、大いなる学問であるのだろう。 引用元:粟津潔(2005年)『デザインする言葉』フィルムアート社(14ページ) 私の中で学ぶ事は大切だという気持ちはずっとありましたが、 学ぶことに対しての考え方についてしっくりくる言葉に今まで会えていませんでした。 とても難しい言葉に思うし、わかるようでわからないけどなんだかこの言葉を読んで、 すとんと色んな事がおさまったよう

【第15回ひろさきさんぽ】平山萬年堂さん

「ここのお店を弘前の旅の目的にしてます。」 という方を何人も知っているくらい、有名で、唯一無二のお店、「平山萬年堂」さん。     たたずまいも素敵。 創業大正2年(1913年)創業の万年筆専門店です。     中には素敵な店主さんがお客様をもてなしてくださいます。     私が大学生の時に初めて万年筆を買ったのもこのお店でした。 もう二十年以上前の話で、そりゃあもう安い万年筆なのですが、その当時も、一生懸命インクの使い方を教えていただいた記憶があります。 その万年筆は、その後務めた職場で大活躍した後、今もまだ持っている大事な万年筆です。     ガラスケースには歴史が詰まっています。   1代目は、現在の店主さんのお母様だそう。   うう、万年筆ってかっこいいな。     「昔使っていた看板だよー」とか 「この看板は国立歴史民俗博物館で展示されたんだよー」とか お話ししてくださいました。(その看板の写真、撮り忘れました!)   長く、この土地で百年以上にわたりご商売をされている、 その歴史に、その佇まいに、学ぶべきことがいっぱい詰まっているような気がして、つい長居してきました。       お店の柱に飾られた仙台四郎などの人形も興味深い。可愛い。   自分がお店を持つなら・・・という妄想って 誰しも一度はしたことがあるのではないでしょうか。 私はこういう永く地域に愛されるお店、理想です。     オリジナルのインクの販売もされています。   お店の雰囲気もですが、店主のお人柄もあったかい。 良いひとときを過ごさせていただきました。   【平山萬年堂】 〒036-8182 青森県弘前市大字土手町105